スプリントレースは、2シーズン目の各グランプリ週末の定番となっています。そして、先週のスペインGPでは、週末の短いレースで過去最多のリタイアがありました。
3人のワイルドカードライダーが参戦したグランプリで、スプリントレースでは9人のリタイアがありました。ジェレスの湿ったアスファルトが難題となり、数々のクラッシュがありました。実際、もう1人のリタイアがあるかもしれませんでした。マルク・マルケス(Gresini/Ducati)はトップを走行中にクラッシュしましたが、回復して6位でフィニッシュしました。
スタートした25人のライダーのうち、わずか16人がフィニッシュしました。リタイア数は過去最多でしたが、フィニッシュラインを越えたライダーが最も少なかったスプリントレースは、昨年のインドGPでした。わずか15人のライダーがゴールラインを越えました。
以前のスプリントレースでの最大リタイア数は、2023年のインドラウンドでも6人でした。昨年のポルトガルでは、5人のリタイアとポル・エスパルガロの怪我による欠場がありました。
一方、昨年は全てのライダーがフィニッシュしたスプリントレースが3つありました。イギリスGP、マレーシアGP、そしてサンマリノGPで、1人のライダーがレースに出場できませんでした。
2023:
ポルトガルGP:16(5 DNF、怪我で欠場のライダー1名)
アルゼンチンGP:16(2 DNF)
アメリカGP:20(2 DNF)
スペインGP:19(4 DNF)
フランスGP:17(4 DNF)
イタリアGP:21(2 DNF)
ドイツGP:18(2 DNF)
オランダTT:22(1 DNF)
イギリスGP:22(0 DNF)
オーストリアGP:17(6 DNF)
カタルーニャGP:21(1 DNF)
サンマリノGP:23(1 DNQ)
インドGP:15(6 DNF)
日本GP:20(1 DNF)
インドネシアGP:19(2 DNF)
タイGP:19(2 DNF)
マレーシアGP:23(0 DNF)
カタールGP:20(2 DNF)
バレンシアGP:20(1 DNF)
2024:
カタールGP:21(1 DNF)
ポルトガルGP:18(4 DNF)
アメリカGP:17(5 DNF)
スペインGP:16(9 DNF)