ボルボ・カーズは、自然に関連する財務開示タスクフォース(TNFD)に参加し、自然への影響を軽減する取り組みを報告する初の自動車メーカーとなりました。
TNFDは、企業が自然への影響を評価・報告するための枠組みを提供し、優先事項に対処するプロセスを提供するグローバルなイニシアチブです。これにより、グローバルな金融フローを自然に悪影響を与える結果からポジティブな結果にシフトすることを目指しています。
ボルボは、TNFDに参加することで、自然への影響を回避・軽減するために必要なすべての措置を講じることを目指しています。さらに、ブランドは自然を回復・再生し、その負の影響をポジティブにバランスを取ることを約束しています。
「TNFDイニシアチブに参加する世界初の自動車メーカーとして、ボルボは生物多様性の観点で自動車業界のパイオニアとなることを目指しています」と、ボルボ・カーズのグローバルサステナビリティ責任者であるヴァネッサ・ブタニ氏は述べています。「TNFDの推奨事項やガイドラインを活用することで、自然に関連する依存関係、影響、リスク、機会を意思決定に統合することができます。これにより、私たちのバリューチェーン全体でポジティブな影響を持ち、自然に対するポジティブな未来に貢献することができるでしょう」と、スウェーデンのブランド代表は述べています。
なお、ボルボは既に2040年までにカーボンニュートラルな企業を目指すと発表しています。