オーストリアGPのMotoGPの長期的な将来が確認されました。レッドブルリングのレースは、現在の契約が来年末に期限切れになる予定だった時期に2026年から2030年まで契約を更新しました。
MotoGPは2016年にオーストリアに復帰して以来、ファンのお気に入りのラウンドの1つとなっており、2016年と2019年には最優秀グランプリに選ばれています。
これまでに、数々のスリリングなレースが行われ、2020年のシュタイリアGPのように、最終ラップで決着がついたものもありました。そのレースでは、ミゲル・オリベイラが最終コーナーで3位で進入し、前にいた2人のライバルを一気に抜いて初優勝を果たしました。さらに、レースの脇で常にエンターテイメントやアトラクションがあり、オーストリアのファンはホームコンストラクターであるKTMのオレンジ色でスタンドに彩りを添えています。
DornaのCEOであるカルメロ・エスペレータは、「オーストリアGPが2030年までカレンダーに掲載されることを発表できることを非常に嬉しく思います。それは世界でもっとも美しいサーキットの1つであり、ファンには素晴らしい施設、素晴らしいエンターテイメントイベント、壮観なレースを提供してくれます。レッドブルリングは、カレンダーに復帰して以来、私たちの最も象徴的な現代的瞬間のいくつかを演出してきました。KTMのホームトラックであり、レッドブルのモータースポーツに対する信念の一部であるため、私たちのステークホルダーやオーストリアのモータースポーツ全体にとって重要な会場でもあります。2030年まで戻ることを発表できることを非常に嬉しく思いますし、さらに多くの年を一緒に取り組むことを楽しみにしています。
レッドブルリングのオーナー、マーク・マエチッツはコメントしました:「モータースポーツが好きな人は、MotoGPが好きです。それはレースの純粋な形を体現しています。世界最高のライダーが互いに競い合い、1周で複数回のポジションチェンジがあると、誰も座ったままではいられません。レッドブルリングでファンの熱狂を体験したら、それには飽きることはありません。オーストリアと特にシュタイアーマルクに長期的なコミットメントを持って、観客のためにこの素晴らしいイベントを確保できたことを嬉しく思います」。