今週末はスペインスーパーバイク選手権(ESBK)のバルセロナラウンドが行われ、ウナイ・オラドレとボルハ・ゴメスがそれぞれのレースで勝利を収めました。
最初のレースでは、ポールポジションからスタートしたオラドレ(チームホンダ・ラグリッセ)が完全にアドバンテージを活かし、全10周でリードを取りました。彼のチームメイトであるゴメスは最初は2位争いをしましたが、最終的にはリーダーと同じペースを維持できる唯一のライダーとなりました。
オラドレはゴメスに0.5秒差をつけてゴールラインを通過し、優勝を果たしました。サイモン・イェスパーセン(チームスカンジナビア/ヤマハ)は3位でフィニッシュし、彼もまた孤立したレースを展開しました。BMWイージーレースチームのイヴォ・ロペスは4位に入り、ジルモータースポーツ/BMWのクリストフ・ポンソンがトップ5を締めくくりました。6位にはダニエル・バジェ(ヤマハ)がスーパーストック1000クラスで優勝しました。
2つ目のレースでは、オラドレは再びポールポジションからスタートしましたが、レースは全く異なる展開となりました。16周にわたり、ゴメスとの激しいバトルが繰り広げられ、何度も順位が入れ替わりました。最終的にゴメスがわずか57ミリ秒の僅差で優勝を果たしました。
イェスパーセンは再び3位でフィニッシュし、今回はリーダーから2.280秒遅れでした。ロペスは4位で、表彰台からわずか7/10秒差でした。ロマン・ラモス(カワサキ・パルメトPLレーシング)は5位に入り、エドゥアルド・モンテロ(チームホンダ・ラグリッセ)は総合6位でスーパーストック1000カテゴリーを制しました。
4戦後、オラドレは157ポイントでチャンピオンシップをリードし、2位のロペスに23ポイント差をつけています。ゴメスは3位で、トップと37ポイント差です。