VWゴルフR32を世界に紹介してから20年後、ドイツのブランドの「R」部門は独立ブランドになる一歩手前です。
現時点では、「R」部門はヴォルフスブルクのAutostadtテーマパーク内に特定のエリアを持ちます。このスペースは新しいモデルのプレゼンテーションや特別イベントの開催に専念されます。2024年の夏から、VWのパフォーマンス重視の部門はテーマパーク内で「独立したブランドとして自己を表現する」ことを目指し、その範囲とVWグループ内でのますます重要な役割を周知させることを目指します。
100平方メートルのパビリオンにはプレゼンテーションエリアとラウンジエリアが含まれ、新しいモデルや技術の展示に使用され、また「R」モデルのオーナーやブランドのファンのためのミーティングポイントとしても利用されます。
訪問者はまた、プロのバーチャルレーサーとシミュレーターで競争したり、顧客やクラブイベントに参加したりする機会もあります。
「Autostadtの新しいVolkswagen Rパビリオンは、VWブランドの世界内でプレミアムパフォーマンスブランドとしてより良く示せる新しい場所を提供してくれます。このパビリオンにより、VW Rコミュニティのミーティングポイントも作り出します」と、VW Rのセールス&マーケティングディレクターのPeter Jostは述べています。
なお、「R」部門は2023年に3万5,000台の生産を達成し、これが最高の年となりました。
このドイツの自動車メーカーのパフォーマンスブランドは、将来を見据えて再編成されており、パフォーマンス、デザイン、イノベーション、品質という4つの柱を基にしています。ポートフォリオは完全電動の「R」モデルの導入によって徐々に変更され、最初の完全電動の「R」モデルは完全電動の新しいゴルフの次世代になります。